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安永匠吾 「仲間に支えられて」

今年度、OMFを務めました#13安永匠吾と申します。


日頃から、同志社大学男子ラクロス部の活動にご支援、ご声援をいただいた保護者の皆様、OBOGの皆様、学校関係者の皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。

今後とも弊部にご支援、ご声援を送っていただけると幸いです。


最初に、前回のブログで学から紹介してもらったので、学のことをちょっと書こうと思います。

入部当初、すぐに仲良くなったなーとか思ってたら、家が遠いからってすぐおれの家に泊まり来てました。でもそのおかげで、めっちゃ仲良くなれたし、他の人に聞かれたら引かれるような話もたくさん喋ったのがいい思い出です。学が田辺に引っ越してきてからは、朝練遅刻しないようにたくさん起こしてくれました。何回も遅刻の危機を救ってくれてありがとう。あと最後に聞きたいのは、夜勤6連勤できる気力はどこから出てくるんだい?最近も夜勤したあとそのまま12時間昼バイトしてたって聞いて恐怖を感じたよ、正直。

学の紹介はこれくらいにして、本題に入ろうと思います。



ラクロス部で過ごした4年間は人生で1番充実した時間でした。数え切れない思い出やエピソードがあるのですが、その中で一つ

「自分が成長するきっかけとなった出来事」

について、綴ろうと思います。

稚拙な文章ですが、最後まで読んでいただければ幸いです。



「なんで試合に出れないんだ」


去年の関東遠征、学習院大学との試合をベンチ見ながらこんなことを考えていました。

それは、なぜ試合に出れないのか肯定的に考えるのではなく、自分を試合に出さないことに対する怒りだったのです。


一回も出場できず試合が終わり、ひとりでボールアップしている時、近くに大塚と駿佑がいたので「なんで試合に出れないんだよ」って愚痴をこぼしました。そしたら二人が「雄太さんにゆうといたるわ」って言ってくれて。


それのおかげか分からないんですけど、次の日の成蹊大学戦で、途中から試合に出れるチャンスをもらいました。

しかし、その試合で活躍するどころか3回もミスをして試合が終わりました。


帰りに大塚から「見損なったわ」か「期待してたのに」か忘れたんですけど、そのようなことを言われ、自分でも「何のために遠征に来たんだ」と失望し、呆然としていました。


当然の結果かもしれません。

なぜこんなことになったのかも分かり切っていました。


「慢心」 「驕り」


自分の中にこのような感情があったからです。2回生のとき、「同期のアタックの中で誰よりも試合に出てたから」、「試合になったらどうせ点取れるでしょ」、こんな考えがありました。

中学の時も高校の時も一回生の時もこんな考えがあったから、試合には出れるけど、活躍できずに終わってしまうことばかりでした。

本当にこのままでいいのか。何となく4年間部活やって終わっていいのか。



この出来事をきっかけに自分の中で考え方が変わりました。試合に出て活躍するためには何をすればいいか。現状を見た時に、ずーさーの1on1や悠斗の接点と同じことをしても勝てっこないと思ったので、誰にも負けない自分の武器を作ること決めました。左内抜きランシューと左スタンシューです。この2つだけ練習し続けることで、少しの間でもいいから試合に出て点を取ろうと考えました。


それからは、ひたすらに打ち続けました。練習後やオフの日の自主練などでこの2つだけを徹底的に練習しました。精度を高めるために、ランコースやショットコースによって、打ち方を統一し、体に染み込むまで練習しました。どれほど打ったかわかりません。だけど、打ち続けた結果、自分の中には慢心や驕りではなく、自分がこだわり抜いてやってきたことへの確固たる自信が生まれました。


2023年8月19日 近大戦


2-3の劣勢の状況の中、ベンチで早く試合に出してくれよと思う昔の自分ではなく、来たる時のために、シュートのイメトレと入念なアップをして待つ自分がいました。

ついに、4Qで出場さしてもらいました。ボールを持った時はシュートのことしか頭にありませんでした。そして、放った左ランシューは相手ゴーリーの脇腹付近を抜け、ゴールに吸い込まれました。


決まった瞬間、今までにない興奮と高揚感に包まれました。興奮しすぎた結果、次のポゼッションでリストレからショットを打ってしまい、すぐ交代させられたのは少し反省しています。それでもあのゴールは自分の中で価値のあるゴールだったし、成長を実感した瞬間でした。



長々と書いてしまったのですが、このエピソードを通して後輩に伝えたいことが2つあります。


1つ目は「自分の個性を磨け」ということです。試合に出れないからって試合に出れてるやつより全部下手なのか。そんなことはないです。自分にできないプレーが必ずある。パス、スタンシュー、ランシュー、クリースプレー、裏1など色々あると思う。その中で自分しかできないプレーを磨き続けてほしいです。ラクロスはいろんなプレースタイルの選手が集まるからこそ面白いし、強いチームができると思っています。だから一人一人が自分の武器を見つけ、こだわりを持って練習してほしいです。


2つ目は、「仲間の存在は欠かせない」ということです。あのシュートを打てたのも絶対に自分の力だけではありません。自分を信じて試合に出してくれた瑞樹さんとシュンソクさん、自主練を一緒にやった仲間がいたからです。そして何よりも得点後に仲間が駆け寄ってくれた瞬間。あれは、自分にとって大きな財産です。自分のことのように人の得点を喜んでくれる最高の仲間に出会えたことに感謝です。こんな感じで、仲間の存在があってこその自分でいうことを忘れないようにしよう。



最後に


肥田監督、ふくたけさん

チームを献身的にサポートしていただきありがとうございました。お二人から声をかけていただいたときはより自信を持ってプレーできました。


慶さん

慶さんの指導で同志社オフェンスに新しいスタイルが浸透したと思っています。色々な知識のおかげでラクロスがより楽しくなりました。ありがとうございました。


柴田さん

怪我がちな自分に対して、しっかり向き合ってくださりありがとうございました。リハビリはきつかったけど、おかげで復帰したとき、怪我前より走れらようになったし、プレーの質も上がりました。本当に感謝しています。


先輩の皆さん

スキル面の指導やラクロスが楽しくできる環境を作ってくださりありがとうございました。ブラザーのきのぴーさん、最後までたくさんの応援ありがとうございました。2回の時のAチームでは厳しい指導はありながらも、伸び伸びラクロスができる環境をありがとうございました(甲斐さん)。Bチームではおかひろさんと塩月さんのもと、楽しくラクロスができました。ありがとうございました。3回生では、雄太さん、瑞樹さん、コバさんなどの先輩らと一部の舞台に一緒に立つことができ、最高の経験ができました。ありがとうございました。


後輩の皆

面白い奴らばっかだし、試合中もお前らいなかったらここまで勝つことできていなかった。ありがとう。お前らなら関西制覇できると信じているし、絶対に応援行く。飯も行こうな。いつでも誘ってね。


応援してくれた1,2回生

試合中の応援が本当にチームの戦う原動力になった思う。スタンドを見ると、本当に勇気をもらった。ありがとう。応援の伝統をこれからも引き継いでいってほしい。


マネージャーの皆

本当に選手のために動いてくれてありがとう。自分が怪我してサポートしていた時にスタッフの大切さに気づきました。当たり前に練習できる環境を作ってくれてありがとう。


トレーナーの皆

テーピングやリハビリ、本当にお世話になった。怪我してる時はどうしてもモチベーションが下がってたけど、楽しくリハビリできたし、ちゃんとテーピング巻いてくれたからこそ、安心して練習することができた。ありがとう。


悠斗

勝手にライバル視してたけど、最後まで追いつくことはできなかった。最高のラクロスプレイヤー。筋トレに関してはまじでリスペクトしてる。ゆうとが頑張っている姿を見て自分も頑張れた。本当にありがとう。あと、ジーパンの件は許す気はないよ、それとEvo QX-O使いたいから返してね。


福岡

まずは本当に感謝したい。練習後疲れていたり、オフの日に休みたいと思っている時、自主練や壁にめっちゃ誘ってくれた。弱い自分に流されそうになった時、それを止めてくれた。福岡がいなかったら自分は成長できなかったと思う。引退した今でも、一緒に筋トレで追い込んでいるのはなかなかに素晴らしい。これからも、温泉とか飯一緒に行こうね。あと、これから道案内は任せた。俺がやると、迷っちゃうから。


将央

喧嘩するほど仲がいい。これほど俺たちに似合う言葉はない。毎日何かしら言い合っていた光景が今は懐かしい。仲がいいからこそ言い合える関係だってことだと個人的に思ってる。将来、太らないようにお互い頑張ろうな。あと、コナンの映画見ようって言ったのに裏切ったのは許してないよ。その代わり、サッカーまた一緒に観に行こう。


織田

まずはコーチを1年間やってくれてありがとう。ウィンターで織田が作り上げた1回生の試合を見るのが楽しみです。俺はランシューとアンダーくらいしか教えれなかったけど、全てにおいてわかりやすく教えている姿を見てリスペクトしてる。これからも仲良くしてね。あと、終電逃したからって、もう俺の家泊まりにくるなよ笑。


ひろとの思い出は一緒に楽しく飲んだことがやっぱり一番印象にあるかも。プライベートでも充実してたのはひろのおかげ。一方でお酒でいろんなエピソードが爆誕したのも今となっては本当にいい思い出。3回からFO行って、一緒にOFできなかったのは悲しいけど、怪我しながらもFO頑張っていたのは知ってる。引退試合では、俺、福岡、ひろの3人でウィンターセット組もうか。あと、新リーグパンツ返してな、絶対に。


隼人

去年は一緒にエキマン出てたけど、今年はエキマンのライバル。形によって隼人が出たり、俺が出たり。でも普通に考えてSSDMなのにオフェンス入ってんの凄くね?まじで何でもこなす天才と言おうと思ったけど、一緒にやった課題どっちも単位落としてる笑。また家で料理作ってくれるの待ってるよ、すけべシェフ!あと、難波でやってるバイト何か絶対教えてな。


駿佑

まずは、今年度主将としてチームをまとめてくれてありがとう。今年のチームは本当に楽しさと厳しさを兼ね備えた最高のチームになったと思う。そんなチームでラクロスできて本当に良かった。結局4回なってから駿佑に1on1まともに勝ててない気がする。それくらい最強のDFだった。もし社会人やるならリベンジしたいな。次は絶対に勝つ!


富永

まずは高校から大学まで7年間、一緒の部活で戦えたこと、本当に楽しかった。学部も一緒だし、研究室まで一緒なのはもはややばい。マッチアップした時に、お互いバチバチだったけど、それでも何もなかったかのように普通にしゃべれていたのは、昔からの仲の良さがあるからだと思ってる。7年間で一つ思っていることは何で生粋の都会育ちなのに虫を平気で触ったりできるのか。本当に意味がわからない。


大塚

大塚の体のデカさは本当に同志社の守備にとてつもない安心感をもたらしたと思う。特に、最後の2年間は一緒にゴーリアップしたのはいい思い出。大塚がゴーリーだったから、いい意味で気兼ねなくショット打てたし、自分のショットがここまで成長したと思う。ありがとう。あと、もう一回極鶏食べに行こうな。次は鶏だくじゃなくて二郎食べよ。


ブラザーの陸と咲

陸はSSDMに行っちゃったけど、来年はOFもやってくれると信じています。陸のスピード1on1楽しみにしてる!

咲はシュートが武器だから、もっと自信持ってどんどん打っちゃって!3年後に活躍してる姿を想像するだけで楽しみです。


家族

今までラクロスを何不自由なくできたのは家族のサポートがあったからです。遠いところから何度も応援に来てくれてありがとう。これからも、迷惑かけるかもしれないけどよろしく。


ウルトラパワー

あれだけ速いショットを打てたのは間違いなくウルトラパワーのおかげ。2回の時に、永江さんのショットに憧れて、自分もこんなショット打ちたいと思い、永江さんから引き継いだ(永江さんありがとうございます)。それから、ショットを打つことが楽しくなった。2年間、自分のプレーを支えてくれてありがとう。ウルトラパワーは要に引き継いだので、要がビッグシューターになることを楽しみにしてる!秀はウルトラ壊れてたけど、ハイパーに乗り換えるなよ!



本当はもっと一人一人に書きたいけど、長くなるので終わらせていただきます。



4年間、関わった全ての人に感謝します!!


ありがとうございました!!



同志社大学男子ラクロス部 #13 安永匠吾

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